携帯電話やスマートフォンが世界的規模で普及するなど、無線通信の国境を越えた利用が進む中にあって、無線通信機器の基準認証制度も国際的に調和の取れたものが必要になっています。当センターでは国際間の相互理解のための交流を行ったり、基準認証制度を拡充していこうとする諸外国に対する援助を行うなどして、世界における秩序ある無線通信の発展をサポートしています。
2003(平成15)年度からTELECがAPT(アジア・太平洋電気通信共同体)研修の実施機関として「ワイヤレスブロードバンドインフラのための電波監理及び電波監視コース」を行っています。
また、JICA(国際協力機構)が行う通信インフラストラクチャ構築のための標準化コースの研修において、当センターは技術基準適合証明業務及び測定器の較正業務等について講義・見学を行っています。
2007(平成19)年より、タイ国の国家放送通信委員会(NBTC)と通信機器の試験認証システムに関する共同研究を行い、同国の認証制度等の拡充を支援しています。また、諸外国の主管庁等との情報交換も積極的に行っています。
詳しくは企画調査部までお問合せください。