近年、スマートホン、無線LAN、Bluetoothなどの無線機器やCPUを内蔵したマルチメディア機器が急速に普及しました。各国の法規制も多様化し、EMC/RFに対する要求事項も多岐にわたります。TELECでは、国内・海外規格に基づいた、高品質なEMC/RF試験を行っています。
[EU情報] 無線機器指令(RED)整合規格情報
無線機器指令の整合規格が不定期に改正されています。
EN 300 328 V2.2.2への対応
2.4GHz帯を使用する無線機器の欧州製品規格 EN 300 328 は、2021年8月6日にて旧版のV2.1.1が失効し、同日以降に欧州域内で該当する無線機器を販売する場合は、EN 300 328 V2.2.2 への適合が必要となります。
V2.2.2への適合再確認に当たっては、再試験が必要な試験項目がありますので、該当機器を継続して販売する場合にはご注意下さい。
電気・電子機器から発生するノイズは周辺の機器に影響をおよぼします。また、電気・電子機器は周辺の機器から発生するノイズの影響も受けます。
最近では、携帯電話、無線LAN、テレビ放送のデジタル化が普及し、EMCの影響も問題になってきています。
このような中で各国の法規制も多様化し、EMCに対する要求事項も多岐にわたってきています。
TELECは国内向けVCCI測定・米国向けFCC測定・EU向けCEマーキング(EMC指令、RE指令)などのEMC各種適合性試験、測定、認証取得支援サービスを提供します。
EMCとは、電気・電子機器が、ノイズによるトラブルを起こさないための、次の2つの性能を言います。
1.を「EMI/エミッション (Electromagnetic Interference=Emission/電磁妨害) 」といいます。
2.を「EMS/イミュニティ(Electromagnetic Susceptibility=Immunity/電磁感受性」といいます。
この「エミッション」と「イミュニティ」を両立(compatible)させることをEMC(電磁両立性)といいます。
日本から海外に無線機器を輸出する場合、輸出先の国の無線機規格・規制に適合する必要があります。
TELECは、これらの認証・取得を強力にサポート。各国機関とのやりとりに関わる企業ご担当者の負担を軽減します。
EU(欧州)域内での製品の販売に必要なCEマーク、米国で必須となるFCC認証、SDoCの他、各国の規格に対応しています。ぜひ、お問合せください。
試験方法は以下の3つの中からお選びいただけます。
試験の際の立会いも可能です。お気軽にお問い合わせください。
規格で要求される全ての試験項目の試験を実施します。
通常の適合試験はこの方法となります。
規格で要求される試験項目のうち、一部の項目だけの試験を実施します。
例えば規格改定に伴う新試験項目だけの試験を行いたい等、お客様のご要望に沿って対応致します。テストレポートの発行も可能です。
適合試験を受ける前の実力把握や試作品の性能検証など、お客様のご要望に沿った試験を実施致します。
性能改善対策を行いながらの効果確認や、お客様独自の試験仕様にも可能な限り柔軟に対応致します。ご相談ください。
TELECはISO/IEC17025の認定試験所です。EMC試験をはじめとする各種試験を、国際的に認められた試験環境・技術で行い、品質の高い試験データを提供します。
また、相互承認協定(MRA)により認定マーク付きの試験報告書は国際的に通用します。
名称 | 登録番号 | 取得日 | シンボル |
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VLAC | VLAC-011 | 2005年9月 | VLAC認定範囲一覧を ダウンロード(PDF) |
VCCI | A-0384 | 1986年11月 | |
FCC | JP0022 | 2009年5月 |